環境や対人関係に違和感を持つときの表現として「馬が合わない」という言葉がありますよね。
馬に乗ったことがない子が
暴れ馬に乗ったらどうでしょう?
きっと、落馬して怪我をしてしまいます。
まずは、おとなしい馬から初めて
その馬を引く人がいて、アドバイスをもらいサポートうけながら徐々に徐々に乗れるようになっていきます。
乗り方も分からないのに「なんで乗れないの?これぐらい乗れなきゃダメだぞ!」と言われたらどうでしょう?
きっとその子は、二度と馬に乗りたいとは思わないでしょう。
だからと言って、代わりに手綱を握る事は出来ません。
だからこそまずは、楽しい!好き!
そんな風にトキメク環境を作っていく事が重要なのかもしれません。
手綱を握るのは、親でもなく先生でもなく、その子本人が握り合図を出して駆けて行くのです。
手綱は、身を守るシートベルトでもなく、怖いからと言ってしがみつくものでもありません。
手綱は、馬に合図を出す為の物です。馬を感じずに、自分勝手な合図では馬は反応してくれないので何度も何度も失敗を繰り返す事で、馬との呼吸が合い人馬一体となるのです。そして『馬が合う』のでしょう。
KAKERUには大切な事を教えてくれる乗馬の時間があります。